小倉南区にある歯科医院「木畠歯科クリニック」は歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科など、皆様の歯の健康を守ります。

口の中には目には見えない細菌がたくさんいます。その細菌（プラーク）が増えることで、自分では気がつかないままむし歯や歯周病が進んでいきます。プラークから歯石になってしまうと歯ブラシでの除去が出来ず、歯科医院で機械的に清掃する必要があります。
むし歯や歯周病を進行するのを防ぐには、定期的に歯科医院でメンテナンスすることが大切です。

「痛いところもないのにどうして歯医者に行かないと行けないの？」と思う方は多いと思います。しかし、定期的に検診を受ける事により、むし歯を初期の状態で見つけることができたり、歯茎の状態をチェックする事ができたりと良いことがたくさんあります。
いくつになっても自分の歯で食事することが出来るように定期的に検診を受けましょう。

来院ごとに疾患について「専門的評価」を行いその結果をわかりやすくお伝えします。
　1. 患者さん自身の口腔清掃状況
　2. 歯肉の炎症所見
　3. プロービング値
　4. 咬み合わせの状態
これらの疾患が発現、再発していないか判断し、病状安定している歯周組織が前回の来院時と比較して変化がないかを確認していきます。

歯垢とは口腔内細菌や代謝産物などからなる、歯面上に作られる沈着物で、虫歯・歯周病の最も重要な原因因子です。歯石は歯面に沈着する石灰化物質で、歯垢が石灰化することにより生じます。
歯垢の除去にはブラッシングが最も重要です。歯ブラシのみではなく補助的な清掃具（歯間ブラシなども）使用しブラッシングすることが大切です。歯石はブラッシングで除去できないので、機械を使い除去します。
口腔内の清掃状態・唾液の成分により個人差はありますが、3ヶ月ぐらい経つと多くの人は歯石ができてしまいます。早い人では1ヶ月もしない間に歯石ができてしまうこともあります。歯石を取らないと歯肉は腫れて出血しさがっていきます。それを放っておくといわゆる歯槽膿漏になり、もっと酷くなると歯はグラグラと動き出し、結果抜かないといけなくなってしまいます。
それを食い止めるには、通常3ヶ月ごとの歯石除去です。悪くなくても最低半年に一度は歯科医院へ行き、専門医による定期検診を受けることをおすすめします。そうすることで自分では気づかない悪い所の早期発見にも繋がります。